« 【ももっち対談】今戦争をどうしても止めたい! 中田進先生に訊く「戦争立法」の問題点(2) ☆ 新たな安保法制で拡大する自衛隊の活動 | トップページ | 【ももっち対談】奈良の歴史遺産と開発問題を考える1(若草山モノレール編) »

【ももっち対談】今戦争をどうしても止めたい! 中田進先生に訊く「戦争立法」の問題点(3) ☆ 後方支援の恒久法「国際平和支援法」の問題

 先週は、勤労者教育協会講師の中田進先生に、5つの法案の中から、
「武力攻撃事態法改正」と「周辺事態法改正(重要影響事態法)」のことをお話していただきました。
 今週は残り3つ、
後方支援の恒久法「国際平和支援法」新。
「PKO協力法改正法」。
「グレーゾーン事態対処法」です。
今回の法案までは、その都度、事態に応じて特別措置法を作っていたのですが、これからは作らなくてもやれるようになってしまったのです。
説明しますと、日本は憲法9条で定められていますので、今まではイラクなどに行く時もその都度国会に諮り審議して決めなければならなかったのです。これを特措法(特別措置法)といいます。つまり、「時限立法で特別ですよ」と審議しなければならなかったわけです。

☆ ユーチューブ、中田進先生の分かり易い話をお聞き下さい ↓shine
https://www.youtube.com/watch?v=-3CH64pYdwY

しかしこれからは、いちいち国会で審議しなくても自動的に派兵できるのです。
期限限定の法律だったのですが、安倍首相はそれじゃ邪魔くさいという訳で、これからはいつでも常時派遣が可能な法律を作りたいということで特別な名前をつけました。これが3つ目の、後方支援の恒久法「国際平和支援法」という新たなものです。いいネーミングを付けたものです。
中味は、他国軍にいつでも支援出来るというもので、これは大変なことです。他国軍と一体となった行動で、英語ではシームレスと言います。これは切れ目なくということです。
時も切れ目なく、エリア地理も切れ目なく、何処までも進んでいきますという法律なのです。
恐ろしいことに、いちいち議論しないでパッパと行きますよという恒久法なのです。

4つ目が、「PKO協力法改正法」です。
これまでのPKOは色々と議論を重ねた挙げ句、自衛隊は撃たないんだ、駆けつけ警護は認めない、緊急避難のための武器使用だけに限定していました。
限定だったのを改正(悪)して、武装勢力に襲われた国連の要員等を保護するために行く、すなわち駆けつけ警護です。
これまでは国連統括の元でしか活動出来ませんでした。しかしこれによって国連が統括しない国際平和協力軍にも協力、参加が可能になったのです。
国連という名が付いているのですが、国連が関係ないところの平和協力業務にも参加するという。業務は危険な業務です。つまり自ら戦闘行為に加わっていくということです。
安倍首相は撃たれたらさっさと逃げたらいいと言いますが、逃げたらもっと撃たれます。
これは戦争をしにいくということです。

5つ目の「グレーゾーン事態対処法」です。
島に突然武装勢力が上陸した。まだ戦闘は始まっていない、しかし平時でもない。平時でも戦時でもないので「グレー」という。
これまでは、「行っても絶対に武器を防護以外に使ってはならない」となっていた。
それが他国軍や米軍の武器なども防護する、よその国を守るという変なものです。
またこれまでは閣僚出席の閣議をへて発動するとなっていました。それがこれからは電話で出来てしまうようになったのです。
専門家は、離島などの問題も警察権力で対応出来る、その方が安全だと言っています。
有事でもないのに自衛隊を迅速に投入して、偶発的な軍事衝突が国際的な紛争になりそうなのです。
ある右翼勢力が入ったというだけで自衛隊が軍事行動をもたらし、えらいことになります。
南沙諸島というのがあります。
ベトナムの小さな島に中国が領海をたびたび侵犯しています。どちらも死者も出ていますが大きな戦争にならないようにと「東南アジア友好条約協定」があり、これで戦争に広がらないようにやっています。
日本は東アジアでそういう協定を結んでいません。
「グレーゾーン事態対処法」では、偶発的な事態を国際的な武力紛争に一気に拡大する恐れがある恐ろしい法なのです。
外交努力で火種を小さくというのと逆さまの方法だと思います。
それをあろうことか電話で決めるというのです。
アメリカが攻撃されたら、関係がなくても自衛隊が行ってアメリカの武器を防護するために武器を使うというのです。
実は、アメリカはどんどんお金がなくなって、軍事産業が、もっと戦争が起ってほしいと思っています。
「日本に払わせろ。日本の血も流させろ」です。
海部首相の時は、ブッシュに言われたのですが、1兆3千億を出し、イラクに自衛隊を送らなかったのです。
小泉首相はサマワに自衛隊を行かせましたが、非戦闘地域ということでした。
今度の安倍首相は、本格的に自衛隊を送ろうとしています。
特に海外にいる邦人のためにというのもグレーゾーンの一つの口実になっています。
満州事変の時も列車爆破ということから始まり、どんどん広がって本格的な戦争になりました。それの再来のようです。

日本では、「後方支援」と言うと、後ろの方なので安全だと思われているようです。
第二次世界戦争で、兵站を無視して日本軍は大多数が飢え死にしました。
後方支援は兵站活動のことで、これが無くては戦争を続けることが出来ない重要なものです。ですから後方支援というのは大変危険なものなのです。


heart  アマゾン 「小出裕章 原発と憲法9条」
http://www.amazon.co.jp/%E5%B0%8F%E5%87%BA%E8%A3%95%E7%AB%A0-%E5%8E%9F%E7%99%BA%E3%81%A8%E6%86%B2%E6%B3%959%E6%9D%A1-%E5%B0%8F%E5%87%BA-%E8%A3%95%E7%AB%A0/dp/4946550313/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1330959821&sr=8-1

diamond  遊絲社 「小出裕章 原発と憲法9条」出版にいたるまで
http://www.yuubook.com/center/interview/koidesan_20120101/koidesan_20120101.html

club  アマゾン 「ヒロシマの記憶 原発の刻印」肥田舜太郎
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%92%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%83%9E%E3%81%AE%E8%A8%98%E6%86%B6-%E5%8E%9F%E7%99%BA%E3%81%AE%E5%88%BB%E5%8D%B0-%E8%82%A5%E7%94%B0-%E8%88%9C%E5%A4%AA%E9%83%8E/dp/4946550372/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1381067552&sr=8-2&keywords=%E9%81%8A%E7%B5%B2%E7%A4%BE

fullmoon  遊絲社 「ヒロシマの記憶 原発の刻印」出版にいたるまで
http://www.yuubook.com/center/hanbai/syoseki_syousai/syousai_hiroshimaki.html


   お気に入りましたら heart04 応援 のクリック heart04お願いしますね
    ↓ down
   heart04 人気blogランキング

   

|

« 【ももっち対談】今戦争をどうしても止めたい! 中田進先生に訊く「戦争立法」の問題点(2) ☆ 新たな安保法制で拡大する自衛隊の活動 | トップページ | 【ももっち対談】奈良の歴史遺産と開発問題を考える1(若草山モノレール編) »

平和」カテゴリの記事

憲法」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/481082/60806563

この記事へのトラックバック一覧です: 【ももっち対談】今戦争をどうしても止めたい! 中田進先生に訊く「戦争立法」の問題点(3) ☆ 後方支援の恒久法「国際平和支援法」の問題:

« 【ももっち対談】今戦争をどうしても止めたい! 中田進先生に訊く「戦争立法」の問題点(2) ☆ 新たな安保法制で拡大する自衛隊の活動 | トップページ | 【ももっち対談】奈良の歴史遺産と開発問題を考える1(若草山モノレール編) »