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2014年11月

◆ 作家池田信雄さんをお招きして■ 音楽と人間の関わりを知る

  ◆ 作家池田信雄さんをお招きして

    ■ 音楽と人間の関わりを知る
作家の池田信雄さんに、先週は自然と人間との関わりについてお話いただきました。
今週は、音楽と人間の関わりでお話いただきます。
定年退職を機に、一つはシニア自然大学に入って勉強すること、もう一つは関西合唱団で研究生を募集しているのを知って入りました。
胃がんになり手術をし、心がへこたれました。そんな時に色んなメロディが、いかに人間の心を慰め励ますかということを思ったわけです。身の周りを見ますとやはり歌によって癒され励されているのですね。それを強く思ったものですから、癌になってから5年位に書き溜めたものを今回まとめました。それが「風のメロデイ」として遊絲社(ゆうししゃ)から出版されたのです。時間的には、前の作品とつながっています。

作家池田信雄さんのお話ユーチューブでお聞き下さいませ shine
https://www.youtube.com/watch?v=yfHiJWINWYk

歌の中には、短歌や俳句によって湧き出てきたお話なども入れました。
母のことも書いています。
母が緑内障になって見えなくなって、その中で作った俳句をテーマにした話があります。
病気になったために母は老人ホームに入りました。余り気が進まないようでしたが入院しましたので仕方がなかったんですね。母は短歌をしていましたが、俳句はやっていませんでした。このホームに俳句の会がありまして参加することになったのです。俳句をはじめたのは92歳になってからです。いくつになっても色んな出会いがあるのですね。
そこで生まれたのが、
『霧雨の音なき音を聞かむとす』
という俳句です。
母は目が見ないものですから、音を聞こうと思って首を傾けているんですね。霧雨の音は聞こえませんからね。その情景を歌ったものです。
ももっちおばちゃんは、この俳句は名作だと思います。実感の籠った感情が伝わってきます。

子守唄の話もあります。正確には、子どもを寝かすための子守唄ではなくて、子守をする娘が自分を慰めるために唄った守子唄の話です。

悲しい時も口ずさんで心を慰めますし、楽しい時も自然と歌が出てきます。
短編集ですが、切ない心が震えてくるようなお話が多いです。
「風のメロデイ」で、短編の綾なすお話を楽しんで下さいませ。

happy01 「風のメロディ」 遊絲社
http://www.yuubook.com/center/hanbai/syoseki_syousai/syousai_kazemelo.html

happy01 「風のメロディ」 アマゾン
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diamond  遊絲社 「小出裕章 原発と憲法9条」出版にいたるまで
http://www.yuubook.com/center/interview/koidesan_20120101/koidesan_20120101.html

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◆ 作家池田信雄さんをお招きして ■ 植物を通して見る人間の世界

◆ 作家池田信雄さんをお招きして
  ■ 植物を通して見る人間の世界

今日は作家さんをお招きしてお送りしています、主に短編を書いておられる池田信雄さんです。
「東大阪文学会」の編集長をなさっていていました。
ももっちおばちゃんは奈良の前、東大坂に住んでいましたが、そこで「東大阪文学会」にお誘いを受け参加したのです。ももっちおばちゃんはラジオネームで、本当は溝江玲子といいます。
「東大阪文学会」は純文学系だったですね。
凄い人達ばかりで、わんわん文学を語り合っていました。

shine 作家・池田信雄さんのお話、ユーチューブで詳しくお聞き下さいませ shine
http://www.youtube.com/watch?v=oZL3Ds_TbiE

在日朝鮮人の鄭貴文(テイキブン)さんのお家で例会を開いていましたが、そのつながりで金達寿(キムダルス)さんや金時鐘(キムジショウ)さんが来られたり、近所にはに司馬遼太郎さんが住んでおられました。
残念ながら、溝江玲子は共働きで子どもが小さかったこととか、夫が嫌うものですから、殆ど参加できませんでした。「それじゃ俳句か短歌みたいな短いものしかできないわよ」などと、ある方から言われたり、ただ読むのが好きで「いつか物書きになりたい」という熱意はあったのですが、純文学を知らなかったので驚いてしまいました。熱気を貰いそのうえ原稿の書き方も勉強になりましたね。

池田信雄さんは「心に棲む花々」を出版されていますが、花にまつわる人間を書かれています。
5年前、胃がんの宣告を受けたことで、書き溜めたものを出版社に送ることになりました。
医者の話では、手術をして5年の生存率が67%ということ。
入院して明日いよいよ手術をするというときに「出版しましょう」という出版社からの返事があったのです。そうして出版されたのが、「心に棲む花々」。
いまは、5年と半年経っていますね。

池田さんの短編は、どれも印象が深く心に残ります。
そもそも植物に興味を抱いたのは、シニア自然大学との出会いから bud
シニア自然大学の本部は大阪天満の服部植物園にあるNPO法人で、1年間毎週1回、丸1日掛けて、植物、動物、昆虫、環境などを一通り勉強します。卒業すると好きなものを選んでやっていくので、植物の世界に入ったのです。
現在は大阪の植物ガイド。
植物と人間の関わりを学んでいくなかで、植物を通して見る人間の世界に興味を持ちました。
人間は、植物、花を見ると癒されます。自然の中に入るとホッと安らぎを覚えます。
それは人間の遺伝子の中に植物に癒されるというところがあるからだと思います。
「心に棲む花々」を購入希望のかたがおられましたら、ネットで購入されるか、池田信雄さん(090−2117−6109)までご連絡して下さい。よろしくお願いします。

ももっちおばちゃんの溝江玲子も、自然にある花や木の声を聞く人間はホント数少ないけれど、聞こえる人間もいる。そして、自然の声を人間は聞いて欲しいと思って、それをテーマに書き続けています。
植物が無いと、他の動物も勿論ですが人間は生きられません。
池田信雄さんの自然に対するお話、植物のこと、とっても素敵なお話でした。
あと2回、池田さんにはお話をお伺いいたします。

typhoon 「風のメロディ」 遊絲社
http://www.yuubook.com/center/hanbai/syoseki_syousai/syousai_kazemelo.html

typhoon 「風のメロディ」 アマゾン
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◆ 中田進先生に訊く集団的自衛権の問題点(5)■ 平和を守るため、なにが求められるか

   ■ 平和を守るため、なにが求められるか

 いま大切な事は、いかにして日本の平和を守るか、どうしたらいいのかを考えなければなりません。国民の多くは戦争なんて望んでいません。でも攻められたらどうするのかを真剣に考えています。

 どんなトラブルも、解決のために武力を使わないで平和的に解決をする。そのためには「話し合い」を基本に置く事です。

易しく面白い中田進先生のお話ユーチューブでお聞き下さいませ
http://www.youtube.com/watch?v=FS140WJX1uw

北朝鮮は困った国ですが、それと対抗するために武力で持ってやっつけようという意見があるのですが、それは実際的でないのです。

アメリカは北朝鮮が何を求めているかを良く知っております。北朝鮮は現状の維持、つまり「体制」の維持です。そして「経済援助」が欲しいということをアメリカは知っていまして、北朝鮮とうまく話し合いをしながら、「緊張」をつくり出し、それを利用して日本が軍備を増強するように、そして日本の財政でアメリカの武器を買わすように持っていっています。中近東の紛争でも莫大な軍需産業の利益をもたらしました。空爆ほど儲かるものはありません。

 安倍首相が一番やりたいことは、「財界が限りなく金儲けをしたい」というのを応援したいということです。ムダな公共事業、武器輸出自由化にともなう武器の生産、一基5000億円のお金がいる原発、そして「安全」のためということで工事でも莫大なカネが財界に転がり込みます。
でも使用済み燃料の置き場がなく何万年もの間危険な「放射能汚染物」をどこかにプールしなければなりませんが、このお金と「危険」はずーっと子孫に押し付けられる。
経済団体連合会も堂々と政治献金を再開することを表明し、安倍内閣は歓迎しています。法人税も下げる。武器輸出もオーケー。日本の軍需産業は張り切っています。原発も再稼働・・・新しい儲ける事がやってきたというわけです。
原発も武器も輸出する。それらは人を殺す恐ろしいものを。儲かる事が根底にある、死の商人になるということです。

 安倍首相は、不況で経済が進まなかったら戦争で儲けようと考えています。だから安倍首相は世界に武器を売り込みたいための外遊です。今まででしたら武器は紛争地域に輸出出来ないとなっていたのに、出来るようになるということです。

日本が輸出した原発が事故を起こし爆発などがおこれば、日本が賠償しなくてはならないようになります。恐ろしい事です。

 いまこそ憲法9条を掲げて、紛争国の仲介にはいり、平和的解決に努力すれば、ノーベル平和賞ですね。

 沖縄では「オール沖縄」で保革をこえて「基地なくせ」の声が高まっています。これが沖縄知事選挙の力になるでしょうね。脱原発の問題、集団的自衛権の問題で、秘密保護法・・いま若者の動きが機敏です。今まで集会やデモに行った事の無いという若者が、原発を無くそう、戦争反対だということで動いています。

自分たちが戦争に駆り出されるという危機感を持っています。

 抑止力と言いますが、沖縄問題を考えてみても、アメリカ自身が「ただの一度も日本を守るために軍隊を置いているのではない。世界戦略のために沖縄が便利だからいるのだ」とはっきり言っています。

オスプレイ1機を購入するお金で、この間の広島の災害も防げたはずです。

 「憲法」を学び語り合い、「お金」で動く政治を批判し、60%近い票が死票になり小さな党がなんぼ良い政策を掲げて当選できないという「小選挙区」制を変えて、国民の声が届く政治をつくりましょう。
あらためて平和憲法の力で安心して暮らせる社会を作る事が一番大切な事だと思います。

 学習を力に、じっくり語り合いましょう。このシリーズがすこしでもお役に立てばと願っています。ご清聴ありがとうございました。溝江様、金千秋様、お世話になりました.』心より感謝します。

    中田進


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diamond  遊絲社 「小出裕章 原発と憲法9条」出版にいたるまで
http://www.yuubook.com/center/interview/koidesan_20120101/koidesan_20120101.html

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◆ 中田進先生に訊く集団的自衛権の問題点(4)■ 領土問題・北朝鮮問題をどう考えるか

   ◆ 中田進先生に訊く集団的自衛権の問題点(4)
 ■ 領土問題・北朝鮮問題をどう考えるか

 一番議論になっている離島の領土問題を中田先生に聞きたいところですね。掘り下げてお話していただきましょう。
 いま安倍内閣の集団的自衛権行使容認をめぐって、賛成の人の多くの意見は、韓国や中国との領土問題のことです。つまり竹島・尖閣諸島をめぐり対立があるなかで、また北朝鮮からのミサイル攻撃などもあるとき、もっと防衛力を強化すべきということを言っています。
 東アジアの現状から、いまこそ「日米同盟」で事態に対処する上で9条が「妨げに」になっている、自衛隊が緊急事態に行動できるようにしないと安全が守れない。だから集団的自衛権行使を容認する時がきたというのです。

第4回目のユーチューブアップです shine

http://www.youtube.com/watch?v=yM9rPKiGRTM

 さて竹島問題とはどんな問題でしょうか。
竹島のことを韓国では「独島(トクト)」とよんでいます。韓国では、国民のおそらく99%以上が、「独島」は韓国の領土だ、日本帝国主義の侵略によって最初に奪われた領土だと考えています。

 その歴史をみると、1905年に、竹島でアシカ漁をしていた中井養三郎氏の求めを受け、日本政府は同島を日本領として島根県に編入しています。戦後のサンフランシスコ平和条約(1951年)も、竹島を日本が朝鮮に対して放棄する島の中に含めていない。日本の竹島に対する領有権の主張には歴史的にも国際法的にも明確な根拠があります。

 ところが、竹島の日本への編入が決められた1905年という時代は、日本による韓国の植民地化の過程でありました。当時、韓国はすでに外交権を剥奪(はくだつ)されており異議をいえる立場になかったことを考慮し、韓国側の言い分も検討しなければならない立場にあります。だから自民党のいうように「領土問題は存在しない」といって耳を傾けないのではなく、「植民地支配への反省を土台において」話し合いをして、まずこの島をめぐる「歴史認識」を共有することが大切になります。

 1965年の日韓基本条約の締結にいたる過程で、日韓両国政府間で竹島領有をめぐって往復書簡による論争がありました。その論争の過程でも、また今日においても、日本政府は、韓国併合ーーー植民地支配を不法なものであったと認めていなません。それを認めないままで、竹島の領有権を主張するから、韓国国民の側からは、この問題が「侵略の象徴」となってしまう。韓国政府は、この島の領有権をめぐっては話し合いすら拒否するという状況になっています。日本政府が、植民地支配の不法性、その誤りを正面から認め、その土台の上で竹島問題についての協議を呼びかけ歴史的事実にもとづく冷静な話し合いが必要になります。

 尖閣諸島問題を見てみましょう。
尖閣諸島1895年、領土編入されています。
 尖閣諸島を探検した古賀辰四郎氏が同島の貸与願いを申請(1885年)。日本政府は尖閣諸島を日本領に編入(1895年)。これが最初の領有行為(先占)で、国際法で正当と認められています。中国は1970年代になるまで異議をとなえたことはないんですね。「日清戦争で奪った」という主張も歴史的に成り立たちません。

 尖閣列島の領有権を主張するようになったのは1970年代に海底に石油や天然ガスが大量に存在することが指摘されてからなんです。
日本政府は1972年の田中角栄・周恩来会談で、また1978年の日中平和友好条約締結をめぐる会談で「棚上げ」に同意しました。なのに日本政府が「領土問題は存在しない」と話し合いを拒否したために膠着状態になりました。

 領土問題の解決は・・
軍事力を増強して集団的自衛権行使で武力衝突しても解決しません。話し合いこそ大切ですね。そのためにまず謝罪がいると思います。慰安婦制度への軍の関与を認め、反省とお詫びを表明した「河野談話」(1993)と日本の過去の侵略戦争と植民地支配の反省とお詫びを示した「村山談話」(1995)の歴史認識の上で話し合いが始まります。
ところが安倍首相は戦前の戦争の侵略性を認めず、戦争指導者であるA級戦犯を合祀し英霊扱いにし、侵略戦争を美化する展示施設のある「靖国神社」に2013年12月26日参拝しました。これでは日中友好が進むことはありえません。

 北朝鮮の「脅威」が問題ですが、アメリカは北朝鮮のねらいを「現体制維持と経済援助」とみています。北朝鮮との軍事衝突を回避しながら「緊張」を高め、それを口実に日本に「日米同盟」軍事拡大を迫り、アメリカの軍需産業に莫大な利益が得られることがねらいです。
北朝鮮の経済力・軍事力は問題に弱小です。だから北朝鮮・韓国・中国・日本・ロシア・アメリカの六カ国協議でじっくりと話し合い、核武装やミサイル発射をやめさせる。また拉致問題も誠意を持って解決させることが重要です。
戦争になれば米軍・韓国軍・国民の犠牲・日本・中国を巻き込み大混乱になるでしょう。こんなことになれば国際社会が許しません。
東南アジアを見ると「友好条約」を基礎にして平和的解決を選択しています。

 集団的自衛権行使容認はこの国際的な流れと逆さまです。憲法9条を持つ日本の外交上の真の役割を放棄するものですね。次回の最終回は日本の進む方向を考えていきましょう。

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中田進先生に訊く集団的自衛権の問題点(3)■ 安倍内閣は「限定的」という条件で。 何を狙う。 なぜ閣議決定を急いだのか

 ◆ 中田進先生に訊く集団的自衛権の問題点(3)

■ 安倍内閣は「限定的」という条件で。 何を狙う。 なぜ閣議決定を急いだのか。

 日本国民の殆どが平和を望んでいます。それを今の安倍政権はよく知っているので、「限定的」ということを強調しました。公明党は「平和の党」とこれまで、「平和」を政策の柱の一つにしてきました。支持者のなかにも「平和」にこだわる方が多いでしょう。だから、ぎりぎりの選択で「限定的」ならと「合意」したのでしょう。

 それでは「限定的」とはどういう「限定」でしょう。
①密接な関係にある他国が武力攻撃をうけ、国民の生命、自由、幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある時、
②国民を守るために他に適当な手段がない時、離島が占拠されたときなども入っています。
③ 上記の要件に該当する場合に限り、自衛の措置として「必要最小限度の実力の行使」が憲法上許容されるとしました。

ということは、
 日本が攻撃されていなくても、「密接な関係にある他国」が攻撃された場合に、その「他国」のために、攻撃した国に向けて自衛隊が攻撃するということです。

happy01 ユーチューブにアップ、易しく解き明かす中田先生のお話です ↓down

https://www.youtube.com/watch?v=zVl4ZoLdpJ8

 安倍さんが専門家にイラストを描かせました。米艦に救出のために日本の家族を載せている絵です。赤ちゃんを抱いたお母さんのイラストですね。この米艦が攻撃されたら当然この日本の家族の命を守るために、米艦に攻撃を加えた国に攻撃する必要がある。というのですね。
 有名な映画監督の井筒さんが、「このイラストの次の一ページが大切。つまり日本を標的にした攻撃が始まる。」。
 これは重要な指摘ですね。
 まず米艦が日本の家族を載せて救出することは絶対にあり得ないことです。そして「反撃」されるという次の事態を伝えていません。ウソとごまかしなんです。
 「日米同盟」を繰り返し強調していますが、そのアメリカはイスラム国と対決しています。なんとしても中近東に自衛隊を派遣させようというねらいです。
 また物資の支援などの後方支援でも「戦闘地域」にいくと「戦闘行為」になるのです。
 ドイツはアフガン戦争でアメリカから要請され軍隊を派遣し、自爆テロや銃撃戦で35人、自殺もふくめ55人の兵士が死亡しました。
 ドイツ国際政治安全保障研究所のマルクス・カイム国際安全保障部長が「ドイツ兵の多くが後方支援部隊にいながら死亡した。戦闘現場と後方支援の現場を分けられるという考え方は、幻想だ」といっています。

 集団的自衛権の行使容認については多くの地方議会で反対の決議がされ、メディアでも反対の意思表明が、学識経験者の間でも反対が多く、国論を二分する争点となっています。

 反対派が主張するのは、これほど重要な問題を、憲法9条改正手続きを経て国民に問うことをせず、一内閣による憲法解釈の変更で行使容認に転換するのは認められないというものです。

 とにかく日本が堅持してきた「専守防衛」の基本方針を変え「戦争ができる国」になるのです。
 アメリカは膨大な軍事費で財政的に苦しく、多くの兵士が殺されています。
 だから日本に財政的にも「兵士」も肩代わりして欲しいということです。つまり自衛隊員に代わりに「死んで下さい」ということですね。

 安倍首相は何故急ぐのかというと、支持率の高い内にやってしまおうというわけです。

もう一つは祖父の岸信介の「日本国憲法を変えたい」という執念を「実現したい」のでしょう。
岸信介は、太平洋戦争で真珠湾攻撃の命令書に判子まで押しているA級戦犯で、戦後アメリカの政策で政界に復帰し、総理となり日米安保条約の改定を強行し、続いて憲法改正を企んでいた人物です。安保改定を強行したあと1960年安保闘争で退陣し「改定」できませんでした。
60年9月に首相となった池田勇人は「私は憲法を変えません」と断言し、憲法がいまも守られています。

 大切なことは「集団的自衛権行使容認」の次に「改憲」を急いでいることですね。
 「改憲」とは「9条」の「戦争放棄」を「安全保障」にかえ、「国防軍」を創設し、その任務として海外での活動つまり「戦争」や、「公の秩序」を守るための活動、つまり国の政策に逆らう国民に「銃を向ける」ということです。
 すでに2012年4月27日に「改憲案」は出来上がり公表されていますが、現憲法と180度違います。

 「戦争する国」になれば軍事予算が跳ね上がり当然消費税も大幅に引き揚げられ社会保障にはまわりません。なんといっても「若もの」が「殺し殺される」時代になるのです。

 平和と暮らしがどうなるのか・・真剣に考える必要がありますね。


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