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溝川悠介先生に訊く原発のお話(1)

☆ 歴史的大飯原発差止判決から何を学ぶか、原発被害と憲法・人格権 ☆

「原発ゼロ生駒の会」の溝川悠介先生にお越しいただきました。
溝川先生は奈良県の原発ゼロを目指す運動の先頭に立って活動されています。
2014年5月21日に出た「大飯原発差止判決」は画期的なことでした。
憲法に基づいた判決で、どれだけ励まされたか分かりません。
私達の生活に根ざしたところに憲法があるという真っ正面から憲法をとらえた判決でした。
原発の本質的な危険についても言っていることが素晴らしいところです。
化学的な施設での事故であっても、その元を絶てばそこで収束します。
例えば火力発電所の事故であれば、止めればそこで収束します。
しかし原発の場合はそうはいきません。
放射能があるために事故の収束が大変に難しい。例え止めたとしても、放射能を除去することができません。
この判決では、被害が及ぶ恐れの範囲を250キロメートル圏内とするといっています。
250キロというと、沖縄と北海道の一部を除いて日本の殆ど全部がすっぽりはいってしまうのです。
日本の国と国民の殆ど全てが放射能の被害をこうむることになります。
放射能の被害は、時間と空間を超えて飛散していきます。
原発を絶対に稼働してはならないということが、このことからも分かると思います。
いま現在、再稼働を政府などがしようとしていますが、飛んでもないことです。
shine ユーチューブにアップいたしました shine
http://www.youtube.com/watch?v=FSSn9bagmmI&feature=youtu.be

* 個人の生命、身体、精神および生活に関する利益は、各人の人格に本質的なものであって、その総体が人格権であるというこ とが できる。人格権は憲法上の権利であり(13条、25条)、また人の生命を基礎とするものであるがゆえに、我が国の法制化において はこれを超える価値をほかに見出すことはできない。
* 被害が及ぶ恐れの範囲を250キロメートル圏内とする。
 沖縄、北海道北部を除く日本 全土・全国民が原発被害の当事者となる。
* 原発に求められるべき安全性と特性
 地震による緊急停止後の冷却機能:基準地震動は700ガル、1260ガル以上の地震では過酷事故に至るが、関電は否定するが、そのような大きな地震が起こる可能性もある。
 この地震大国日本において、基準地震動を超える地震が大飯原発に到来しないというのは根拠のない楽観的見通しにしかすぎない。基準地震動に満たない地 震によって も冷却機能喪失による重大な事故が生じ得るというのであれば、そこでの危険は、万が一の危険という領域をはるかに超える現実的で 切迫した危険と評価できる。このような施設のあり方は原子力発電所が有する本質的な危険性についてあまりにも楽観的といわざ るを 得ない。
* 原発は異質な危険性→時間的、空間的、社会的
 「原発被害は時間とともに拡大する。他の技術の多くが運転の停止という単純な操作によって、その被害の拡大の要因の多くが除去されるのとは異なる原子力発電に内在する本質的な危険である。」
 放射能の特異な危険性のため、事故時においても時間が経過したのちにおいても、原因究明のため現場に近づくこともできず、従業員に対する指揮命令系統も崩壊する。福島原発事故において、地震津波の到来が深夜などではもっと悲劇的な事故になっていた。
* 使用済み核燃料はむき出し状態で特に危険
 使用済み核燃料は原子炉格納容器の外の建屋内の使用済み核燃料プールに置かれており、むき出し状態で「冷やす」ことができなくなれば「わが国の存続にかかわるほどの被害」に至る。
*「国富」の問題について
 コストの問題に関連して国富の流出や喪失の議論があるが、たとえ本件原子力発電所の運転停止によって多額の貿易赤字が出ると して も、これを国富の流出や喪失というべきではなく、豊かな国土とそこに国民が根を下ろして生活していることが国富であり、これを取り戻 すことができなくなることが国富の喪失であると当裁判所は考えている。
*「環境」について 
 被告は,原子力発電所の稼動がCO2排出削減に資するもので環境面で優れている旨主張するが,原子力発電所でひとたび深刻事故が起こった場合の環境汚染はすさまじいものであって,福島原発事故は我が国始まって以来最大の公害,環境汚染であることに照らすと,環境問題を原子力発電所の運転継続の根拠とすることは甚だしい筋違いである。


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