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■ 原爆を描いた名作「はだしのゲン」

    ■ 原爆を描いた名作「はだしのゲン」
* 中沢啓治さんは初めから原爆漫画を描いたわけじゃなかった。
あの原爆が落とされた日から21年が過ぎてから描き出した。
原爆のことは忘れたい。自分が被爆したことは人に言わないでおこうと原爆のことから逃げていた。

ユーチューブにアップ、お聞き下さいね!heart01
http://www.youtube.com/watch?v=ES82rJ00Z20

*「はだしのゲン」が今話題になっている。
松江市教育委員会が小中学生に見せないよう閲覧禁止にして、批判が広がり結局は撤回。
そのことから、教育委員会の思惑と違って逆のめが出てしまい「はだしのゲン」が話題になったと思う。
大阪の街の本屋さんには正面の棚にずらり。皆に読んで欲しい本なので嬉しいです。
* ももっちの息子2人は小学生の時に「はだしのゲン」を読んでます。
「はだしのゲン」の作者は中沢啓治さん。2012年12月19日に亡くなりました。

* 中沢啓治さんは初めから原爆漫画を描いたわけじゃなかった。
あの原爆が落とされた日から21年が過ぎてから描き出した。
原爆のことは忘れたい。自分が被爆したことは人に言わないでおこうと原爆のことから逃げていた。

* 原爆投下は中沢啓治さんは6歳の時。
お姉さんが倒壊した自宅で即死、父親と弟は自宅の下敷きになって、周囲から迫る炎で焼け死んだ。
中沢啓治さんは爆心地からわずか1.3キロの所で被爆。助かったのは奇跡。
広島の街を逃げまどい地獄の様相が目に焼き付いた。ちょっとでも原爆のことを考えると落ち込んだ。思いだしたくないし、漫画にも描く気持ちはなかった。

* 気持ちが変わったのは母親が死んだとき。
火葬場で炉の扉が開かれ、台を見ると灰ばかり。喉仏どころか頭蓋骨さえなかった。
21年間のうちに骨は放射能に喰い尽くされていた。

兄の話によると、母が死んだときABCCがやってきて
「遺体を解剖させてくれ」「標本にして内臓だけ取り出し、綺麗に縫合して遺体を返す」
と言ったので、怒鳴って追い返した。
今年、8/6日に遊絲社から出版した「ヒロシマの記憶 原発の刻印」肥田俊太郎さんも言っていたが、
アメリカは核戦争に備え原爆の被爆者をモルモットにしていたのだ。

* 原爆が落ちたとき母親は助かったが、父親と弟は家の下敷き。
母親はそのときの断末魔の叫び声が床につくと甦ってくると辛がっていた。
あの原爆のとき身重でしたがショックで道ばたで出産、その女の赤ちゃんも4ヵ月に死んでしまう。

* 中沢啓治さんは色んなことを東京へ戻る夜行列車で思い、
白い破片しかなかった頭蓋骨も見あたらなかった母のことを思った。
母の死で憑き物が落ちたように気持ちが吹っ切れ、原爆を描こう、戦争と原爆の責任を追求していこうと決めた。
自分は漫画しか描けないのだから、漫画で徹底的に戦ってやると覚悟を決めた。
こうして原爆漫画の名作「はだしのゲン」は生まれた。

* 原爆を書いた今迄の作品は「原爆を受けて悲しい」というものが多かった。
それだけではいけないと思い、6歳の自分の目に焼きついた原爆を描いていくのです。

* あれでも原爆の残酷さを緩めて書いたと言っています。本当はもっと書きたかった。
しかし残酷すぎるということで連載が止まっても困る。
そして、また優しさや思いやり家族愛も意識して描いた。
それは被爆後、人間の悪い本性を散々見てきたからだそうです。子どもの優しさを伝えたかったからです。
*「はだしのゲン」は子どもにも大人にも読んで欲しい。

* 中沢啓治さんは数年前に肺がんを患い自分の命があまり長くないことを覚悟し、
遺書として書いたのが「はだしのゲン わたしの遺書」朝日学生新聞社という本。

* 「黒い雨にうたれて」シリーズは『漫画パンチ』成人向けコミック誌に、
続いて「はだしのゲン」は週刊少年ジャンプへ連載することに。
『漫画パンチ』の編集長は、CIAに睨まれ牢屋にも入る覚悟だった。当時はそんな情況っだったのです。
余程の覚悟が無いと出来ないこと。

当時、このような原爆を扱った社会的作品を掲載した『漫画パンチ』の編集長、
『週刊少年ジャンプ』へ連載を決めた編集長は本当に凄い人だと思う。
このような気概のある人物が今のマスメディアに是非欲しいものです。

*「はだしのゲン」は被爆当日の街の様子など歴史的資料価値も高いため、すべての原稿は平和記念館に永久保存されている。


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