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☆[柴野貞夫時事問題研究会]に小出裕章著「原発と憲法9条」書評掲載☆

[柴野貞夫時事問題研究会]の柴田さんが小出裕章著「原発と憲法9条」の書評を載せて下さいました! ありがとうございます。
柴田さんの書評の一部を「童話&絵本」のアップいたしますね!happy01

小出裕章著「原発と憲法9条」(遊絲社)は、今日、世に出回っている、単なる「原発の安全性に対する批判」の書ではない。shine
氏はこの書で、福島惨事から「原子力発電」という国家の「エネルギー政策」の中に、核武装と言う明確な政治的目的があった事を、「原子炉」の構造そのものから、また国家の公式文書と政府の発言から、根拠を持って暴露している。
●元来「原子炉」とは、核兵器の材料であるプルトニウムを製造する為の装置である。
小出裕章氏は、以下の様に指摘する。
○核分裂反応は、初めから爆弾向けの現象だったのでKidehon1  す。                    
○“核分裂反応が原爆に利用されたのは不幸なこと”’と言う表現をする人がいるが、不幸でも何でもない。はなから、核分裂反応の持つ本質的性質を開花させ、ちゃんと爆弾に仕上げたにすぎない。「原子力の平和利用」と言うものはあり得ない。
○元来天然ウランは、核分裂を起こす(燃える)ウランは0.7%しかない。他の99.3%は、核分裂を起こさない(燃えない)ウランだ。
○この0.7%の燃えるウランを取り出して濃縮ウランとし、それを材料として原子炉内で核分裂を起こし(これこそ、広島型の原爆の爆発と同じ原理なのだ)、燃えないウランからプルトニウムをつくることができる。<原子力発電の為の原子炉>とは、核分裂する物質「プルトニウム239」、つまり核兵器の材料を製造する装置そのものなのだ。(このプルトニウムを使った原爆が、長崎型の原爆だ)
○また、燃やしたプルトニウム以上の新たなプルトニウムを作る「高速増殖炉」(もんじゅ)は、いくたびかの重大事故を引き起こし、世界の各国が手を引いた危険千万な装置である。これにも拘らず、再稼働を狙う意図はなにか。核分裂を起こすプルトニウム239をより効率よくつくることができるからだ。
○既に日本は、内外の貯蔵量40t,原爆5000発以上を作る事が出来るプルトニウムを所持している、核兵器の所持を国策とする多くの根拠が明らかとなっている。

●日本国家は一貫して、核兵器の所有を意図してきた。
氏は、日本政府は一貫して核武装を追求してきたと暴露している。1982年4月5日の参議院に置ける政府答弁で、「自衛のための必要最小限度を越えない戦力を保持する事は、憲法によって禁止されておらない。従って、右の限度にとどまるものである限り、核兵器であるとを問わず、これを保持する事は禁ずる所ではない。」
また、1969年の外務省「我が国の外交政策大綱」は、「・・当面核兵器は保有しない政策はとるが、核兵器製造の経済的・技術的能力は常に保持するとともに、これに対する掣肘は受けない様配慮する。」と、日本政府は公式的に核兵器の保持を主張してきたと指摘する。

既に54基の原発から製造したブルトニウムの貯蔵量は、国内外あわせて40tに達する。原爆5000発以上を作る事が出来るプルトニウムを所持している事実に、世界は疑いの目で注視している。

●「騙されたのだから責任がないと言うのであれば、また騙されることになる。一人一人が自分の責任の重さを考えなければならない」

また、国策としての原発が、国民に対する差別と分断で支えられ、国民の多くが、それを黙認してきた事実を指弾する。
小出裕章氏の指摘する国家による原発政策における「差別政策」(過疎地の原発に無関心だった多くの日本人)は、「本土と沖縄」(米軍基地に苦しむ沖縄県民に、無関心なヤマトンチュウ)、「日本人と朝鮮人」(植民地支配40年だけではない。朝鮮戦争から現在まで、北部朝鮮半島への米国と日本国家の抑圧政策に加担し、民族の分断に我関せずの日本人)、「日本国民とヒロシマ・ナガサキの被爆市民」の分断差別につながる事を予見させる。そこでの日本国民の自己責任を鋭く問うているのだ。

氏は自分自身に対し、「(原発に固執する人々は)要するに核兵器を持ちたい、こう言う事だと思います。その事を知りながら何の抵抗もしないまま、生きていく事はできません」と自答する。そして、我々にも次の様に問う。「然し、騙されたのだから責任がないと言うのであれば、また騙されることになる。一人一人が自分の責任の重さを考えなければならない」と。

[柴野貞夫時事問題研究会]<書評>小出裕章著「原発と憲法9条」(遊絲社)で
全文をご覧下されば嬉しいです!
http://www.shibano-jijiken.com/nihon_o_miru_jijitokushu_71.html

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